ここ最近の世間の関心事や巷のニュースでは、専ら中国からの新型コロナウイルスが話題で、IR問題が影を潜めている感がある。コロナウイルスは、中国全土に広がっており、感染源の中国武漢では街が封鎖されるという異常事態になっており、こと日本でも昨日3人目の感染者が出た。
比較する訳では無いが、生死に直結する方が普通に考えても当たり前の行動意識であり、私自身もかなり警戒はしている。特に住んでいる長崎は地理的に中国に一番近いからだ。(ウイルスが季節風雨に乗ってやってくる訳では無いとは思うが。)
ただ今回も忘れてはならないIR問題について語りたいと思う。
先般、福岡県北九州市で動きがあり、市議会での発言で「IRの実現は極めて困難」との見解を示した。今月末頃には、北九州市の北橋市長から正式に”申請断念”の表明がある見通しだ。
申請断念の理由として挙げているのは主に3点あり、
1、用地確保に時間が必要
2、永続的に運営できる確証がない
3、国のスケジュールに間に合わせるのが困難
というのが主だった理由だ。
特に私が気に掛かったのは、項目2の”永続的に運営できる確証がない”と言う所だ。項目1については、誘致表明している長崎県は”ハウステンボス”の敷地内に広大な土地を確保している。項目3も今までの国会での強引な可決などを見ても決定したら工事は粛々と進行していくだろう。
しかし、運営についてはどうか?率直に言って長崎も無理だろう。逆に北九州市より集客出来る見込みは無い。北九州市には以前アミューズメント施設「スペースワールド」があった。出来た当初は、九州でも話題の施設でもあり”スペースシャトル”見たさと宇宙絵の憧れを持って来場した人も多かったと思う。
だが、この施設にしても時代の波に乗れず、一昨年の年明け早々に閉園してしまった。閉園前まで運営していた会社は、その後「加森観光グループ」に吸収されてしまう。加森観光!?なんか聞いた名前だ。そう、先般IRに絡む汚職事件で逮捕された国会議員が北海道への誘致で便宜を計って貰っていた会社だ。
長崎は、今の所そう言ったキナ臭い会社などは無いようだが、もし今回の汚職事件が表面化しなかったらどうだろうか?誘致合戦に正攻法で勝てる見込みもあるのか懐疑的だ。
以前のブログでも語っているが、(IR問題、IR問題その2)誘致場所と隣接しているハウステンボスも決して安泰した歴史では無かった筈だし、この先も盛り上がりそうな感じがしない。
現在は、中国や台湾からの観光客が占めているが韓国との政治問題で来場者数は激減している。九州圏内でも韓国からの観光客が減った事で存続が危ぶまれる地域や施設が多くあり、如何に今まで”韓国頼り”にしていたかが分かる。
この激減している集客を本当にIRの根幹であるカジノで出来るのか?正に夢物語以上だ。夢を語るのは自由だし、夢を実現するのは素晴らしい。でもこの夢は”悪夢”だろう。
世界中には、数多くのカジノがある。カジノを知らない私でもアメリカの”ラスベガス”や中国の”マカオ”にある位は知っている。又、アジア圏内では、シンガポールやフィリピンの他に隣国韓国にも存在する。そこに敢えて日本に3カ所も作ろうとしている。本当に必要なのか?
この既にカジノがある国で、全てに通ずるのは「不正の温床」となっている事である。フィリピンなどは警察もグルになっていて、取締りも”金次第”で放免される。韓国などは正に今回の日本と同じ様に官僚による”口利き”が蔓延しており口利きの慣例化は、先日逮捕された法相などは最たるものだ。
ここまでしても何故日本は突き進もうとするのか?
日本政府が旗振りして”観光の起爆剤”としているのは、博打の推進事業だ。
だが理由が見えてきた。アメリカのトランプ大統領だ。元々彼は会社経営者だったが、カジノ事業でも名を馳せた人物だ。この旨味を利用して安倍総理にも勧めたのだろう。安倍総理も”仲良しぶり”をアピールしているだけに断れば冷たくされるのを案じて決めたに違いない。そう日本政府は、国家元首同士の仲良し持続の為にこれからの日本の未来に博打をしようとしているのだ。
皆さんの未来は「一か八かです」と言われている様なもので、老後に”年金2000万不足”する問題もIR施設に行って博打で稼いでくださいと言っている様なものだ。
打開策が一つある。先般大阪にあるアミューズメント施設USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)が任天堂とコラボしてマリオのアトラクションを作ることになった。世界中でも人気が高いマリオだが、ここに目を付けた人は先見性がある。(#WE ARE MARIO#)
私は、”ドラゴンクエスト”の施設を作れば子供から大人まで呼び込めるだろうと思う。東京には一部そう言った施設もあるが、本格的な施設が地方に作れれば効果はある。冒険をしながら地方を巡る旅も楽しそうだ。JRとかとコラボしてみてはどうか。(ドラクエ電車も乗りそうだ)
やっぱり地域活性化や少子化対策の原点は、「女性と子供」だ。彼らを如何に取り込んでいけるかがこれからの日本を支える要素になる。女性や子供が無関心なカジノでは決して無い筈。原点を完全に見失う前に取り掛かろう。







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