エッセンシャル思考で新生活様式をすると言う事

 新型コロナウイルスの影響で我々の生活様式が様変わりをしている。今までの当たり前は、当たり前で無くなり、これからの時代に沿った考え方を実践し行動する人こそが時代を牽引する要となる。今回は、現在、数多ある心理学的思考法の本として「エッセンシャル思考」と言う本を紹介したい。

 本の著者は、グレッグ・マキューンと言うシリコンバレーのコンサルタント会社THIS Inc.でCEOを務める傍ら、今時代の矜持となっているアップル、グーグル、フェイスブック、ツイッター、リンクトインなどの有名企業にアドバイスをしている人物の著書だ。

 この本のエッセンシャル思考で訴えたい事はただ一つ”より少なく、しかしより良く”と言う事。つまり最小の時間で成果を最大に持って行くためにはどうしたら良いのかを自分を取り巻く環境の中から具体的に説明している。では、実際に「最小の時間で成果を最大にする」にはどうしたら良いのだろうか?

現状はどうなっているか?

・やらなくては 
・どれも大事 
・全部出来る

人はこの3つの思い込みによって日々生活しているが、結果として全てを完璧に達成する事は出来ない。これが所謂「非エッセンシャル思考」の考えだ。

依って、

・やらなくては  ・・・・・・・・・・👉 ”やると決める”
・どれも大事   ・・・・・・・・・・👉 ”大事なものは滅多に無い”
・全部出来る   ・・・・・・・・・・👉 ”何でも出来るが、全部はやらない”

上記を決める事で最高のパフォーマンスを上げることが出来る。これが「エッセンシャル思考」を身につけると言う指針になるものだ。如何に本質を見つけ優先順位をつけて行くことが大きな結果に結びついて行く。

エッセンシャル思考

グレッグ・マキューン/高橋璃子 かんき出版 2014年11月
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人は何故方向性を見失うのか?

選択肢が多過ぎる     ・・・・・ 決断疲れに陥る

他人の意見がうるさ過ぎる ・・・・・ プレッシャーが掛かる

欲張りの時代       ・・・・・ 決断出来ず思考停止になる

こう言う状況から本当に必要なものを見極めシンプルに行動する。

行動の進め方とは

PART-1からPART-4に大まかに分け、
PART-1では、「エッセンシャル思考とは何か」を題目に①選択 ②ノイズ ③トレードオフという3つの行動を起こして行く。言いたい事は”選択と集中”如何に自分の意見を尊重しながら、迷う事なく選択していくかが鍵になる。要するに”何を諦め、何に全力を注ぐか!”に関わってくる為、戦略的且つ慎重に選ぶ必要がある。

PART-2では、「見極める技術」と題し行動指針を5つに分けて解説している。

  1. じっくりと考える余裕
  2. 情報を集める時間
  3. 遊び心
  4. 十分な睡眠
  5. 厳密な基準

 エッセンシャル思考の指針となる”より少なく、しかしより良く”にしていく為には、早急に決めてしまう事は、逆に後戻りと混乱を招いてしまう。”慎重かつ大胆”な行動をとる為には心の余裕、身体の余裕を確保する事が前提であり、何事にも中途半端な行動は慎むべきだと訴える。周りを見ても遊ぶ余裕も無く常に必死にとり組む人、真剣さがなく遊んでばかりの人は見受けられるが、程良くそのバランス感覚を掴んでいく事も重要な要素となる。

 PART-3では「捨てる技術」と題し実行していく為に”捨てる”という事が新プルな行動に結びついていく事を解く。最終形の目標を明確にする事で進むべき道が開け本当に重要な事しか受け付けなくなる。今までのサンクコスト(埋没費用)バイアスに惑わされて、損切りするタイミングを見失わない様にする事だ。行動する中で当然変臭が必要になってくるが、

  1. 削除
  2. 凝縮
  3. 修正
  4. 抑制

を行ないながら自分の境界線を知る事が大事。この4項目はサイクルさせていく事でパフォーマンスが向上していく。

 そして最後のPART-4では「しくみ化の技術」を習得していく。進めていく中では、”最悪の事態”を想定しながらバッファ(緩衝)を確保し、最悪の事態が起きた時でも極力ダメージを小さく抑える。またボトルネックを探し出し改善を行なっていく事で小さな一歩を踏み出せる事を説く。小さな一歩を積み重ねていく事で結果として大きな達成に繋がっていく。

 この本質的な行動をルーティンしていく事を通して自然に行動していける様になる。過去も未来も考えず今現在に集中し”何が重要か!”を考えながら過ごす事が大事だと分かった。このエッセンシャル思考を今後の新しい生活様式に取り込んでいく事でコロナなどの外的要因に惑わされる事なく生活していける事を実感した。

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