長崎空港利用促進

 長崎県の中央部・大村市にある「長崎空港」。1975年に「世界初の海上空港」として開港した。現在、日本には海上空港が、長崎以外に6空港(関西国際、中部国際、神戸、北九州、羽田、大分)あるが、長崎以外は全て埋め立てて人口的に造られた空港だ。

長崎空港全景

 

長崎空港は、大村湾に浮かぶ箕島(みしま)を造成した空港で本土と箕島大橋(全長970m)を繋いで往来する空港になる。

 1990年の9月には、「長崎旅博覧会」(通称:旅博)が開催された際、フランスの超音速旅客機「コンコルド」が飛来した日本でも奇跡的な空港だ。
ただ、この長崎空港が”奇跡の空港”から”遺跡の空港”になりつつある。

 県内の地理的条件としては、中央部に位置する為、長崎市や島原市がある県南地域や佐世保市がある県北地域にからもアクセスは問題ない。駐車場も空港前や箕島大橋の本土側付近に駐車場があり、空港利用者は無料送迎バスが利用出来る。

 又、公共交通機関も整備されており、各地域へのリムジンバスやタクシー、更に海上空港ならではの海上タクシーまである。

 国内に目を向けると東京羽田線の利用率は、全国の空港でもトップ10に入るくらいの利用率を誇っており、私も度々利用しているが、中々の搭乗者がいる。

 又、最近LCC(格安航空会社)のジェットスターが参入し成田航路向けを開設した事で格安で関東方面や海外に繋がる国際空港へのアクセスが整いつつある。このジェットスターの前には、同じくLCCのピーチが関西国際空港向け、スカイマークが神戸空港経由羽田空港向けを開設している為、関西向けも含め相互間の利用には大変便利だ。

 更に鎖国時代に唯一開かれていた長崎は海外へ直接行けるようにする為に中国と韓国への航路を開設している。奇しくも韓国便に関しては、現在の世情もあり、運休や廃止されたものもある。韓国への再生はまだ厳しい状況だ。

 だが、中国便に関しては、香港と上海向けがあり、搭乗率は70%以上とまずまず出しているようだ。だがこの航路、ビジネスマンには認知あれど、一般の県民には殆ど認知されていない。この航路が現在存続の危機にあるとの噂もある。搭乗率が高いのに何故だろう?

 香港へは「香港エクスプレス航空」、上海へは「中国東方航空」を利用する。最近まで香港では大規模なデモが発生していた為、一時的に減少している事は理解出来るが、航路が開設されている事自体の認知度が低い為、長崎県民もあまりピンときていない。言うなればアピール不足だ。

 ツアー価格を見ていても、香港向けで3日間で39,800円から。上海向けに関しては、24,800円からある。魅力的だと思う。

香港の夜景

上海沿岸

 長崎県の一部の方は、IR(カジノを含む統合型リゾート施設)にしか長崎発展の活路が無いように思っているが、(IR問題IR問題その2)インバウンド効果と同じ様にアウトバウンド効果も狙ってもっと宣伝して欲しい。

 最後に一言。昔何度も挑戦したが、上海航路のフェリーも存在した。あの時は時代を先取りし過ぎたのであろうが、現在、ほぼ中国人が乗船している大型客船が長崎に来航している事を考えるとチャンスとも言えないか?

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