IR問題その2

 連日の如く報道されているIR(カジノを含む統合型リゾート施設)に絡む汚職事件のニュース。先日も沖縄の国会議員が当初反論した挙句に後日受領を認めて辞任したばかりだ。今後更に捜査が進んでいって実態が明らかになって行くものと思われる。

 こういう問題で騒がれている反面、政府は2021年以降、最大3ヶ所の整備地域を決めて20年台半ばの開業を目指す方向で進んでいる。(来年1月から受付スタート)

 先般、共同通信社による「全国電話世論調査」に依ると「見直すべきだ」と回答した人が70.6%にも及んだ結果となった。私としてはやや低いのではと若干感じているが、何れにせよ結果が全てを物語っている。

全国電話世論調査による

 

 候補に名乗りを挙げている長崎県も県知事が県内ニュースでIRに対しての意欲を語るなど、再検討する考えは一向に無いようだ。何故ここまでグレーな事業に長崎県は命運を賭けているのか理解出来ない。

 九州圏内でも手を挙げているのは長崎県だけで、他の県はリスクが大きいのを理解しているからだろう。福岡県などは、近年ベイエリアの開発などに特に力を入れているので、このIRも手を挙げるかと思いきや、危ない橋は渡らないとしている。それでなくても集客出来る要素をたくさん持っているからだろう。

 ここ最近の九州の発展を見ても、福岡は断トツとして熊本と鹿児島の発展は著しい。又、大分も別府などの温泉地域をうまく利用してインバウンド効果を上げている。佐賀においても最初は何の意味があるのかと言っていた「佐賀空港」も今や”九州佐賀国際空港”となり、福岡空港に次ぐ勢いだ。

 長崎も鹿児島や熊本の成功を期待しながら、新幹線(九州新幹線西九州ルート)の整備を進めているが、佐賀県の反対などで頓挫したままだ。県知事は話し合いをして行くと言っていたが、話はしているのだろうか?県内自体は線路の高架建設が、どんどん進んでいるが、話が纏まらない限り新幹線も危ない事業だ。この新幹線については、またの機会で触れていこうと思う。

 私の持論としては、外からの人間を呼び込む前に内の人間を如何に留めておけるかに尽きる。何故この方策をもっと議論しないのか摩訶不思議だ。
昨日、県内でも成人式が行われたが、長崎県内で成人になった人は1万3389人と、前の年より、およそ250人減っている。結果毎年減り続けていると言う事だ。

 先日の人口が増えた「五島」の話のように先ずは福祉による少子化対策が一番効果がある。「1/9掲載 発展の兆し。(身近な事から解決出来る!)」そういう議論を重ねて設備投資を行っていけば、県民の理解を得やすい。もっと考えて欲しい。ギャンブルで県の財政を維持しようとする事自体ギャンブルなのだから。

どんな未来になるのか不安だ・・・

コメント

タイトルとURLをコピーしました