今回、西九州新幹線(長崎ルート)の開業記念としてJR九州が2020年10月に韓国/釜山航路に就航予定していた「クイーンビートル」が今回長崎航路を開設した為、2度と無いチャンス?!と感じ、1発目の7/16に長崎から博多まで乗船調査を行った。この航路は記念事業による限定航路なので、今回の7/16、2回目8/11、そして新幹線開業日の9/23、24、25と10/8が今回の締めとなる。
新幹線が長崎に来る事もボルテージは高まるが、何せ船の仕事を生業としている身としては、今回のイベントは見逃すと一生機会が無いと思って乗船予約した。今回乗船する「クイーンビートル」は、オーストラリアのオースタル社で建造。わが国初のトリマラン型旅客船で,2,582総トン,全長83.5メートル,幅20.2メートル,主機MTU 16V1163 M74型ディーゼル4基,推進器ウォータージェット4基,出力26,104馬力(19,200キロワット),航海速力37ノット,船客定員502名となっている。船籍は当初パナマとなっていたが、就航予定当初からの新型コロナにより韓国への就航は断念。いざ国内に走らせようとしてもパナマ船籍の為、許可が降りなかった。(そもそも日本〜韓国間を走るのに税金対策の為、パナマなどにしなければならない矛盾を解消して欲しい。)結局、浮かべておいても宝の持ち腐れとなり、国土交通省との話し合いにより日本国籍を取得する事となった。(至極普通だと思うが。)
7/16日当日は午前中、博多港から出港し長崎港へ入り午後折り返しで長崎から博多へ向かう片道約3時間40分のルートとなる。料金は¥11,000。現在長崎〜博多間で走っているJR「かもめ」は片道約2時間弱、料金は¥2,500と比較すると移動時間は2倍、料金は4.4倍と驚愕する値段だが船旅でなければ楽しめない魅力があると信じれば、なんとか納得する価格設定か・・・今後の記念事業とするならばせめて半額の¥6,000なら乗れそうとも思った。


14時から乗船受付開始。受付にはかなりの長い行列が!期待に胸躍るとはこの事かと感じながら、じっくり順番待ち・・・受付完了後15時出港まで暫し、船体撮影に勤しんだ。
船体形状は、上記に述べたようにトリマラン型となるが、船体が長い分シャープさを感じる。だいぶ前に青函航路に就航していた東日本フェリーの「ナッチャンRera」「ナッチャンWORLD」そして佐渡汽船の「あかね」のウェーブピアサー型は、横に幅広い印象があったが、クイーンビートルは、見た目に速さを感じる!(仕様上の航海速力はほぼ同じ)

15時になり、いよいよ乗船!
桟橋から入るとまずはまずは1Fスタンダードクラスデッキへ。

船首にスタンダードクラスの席を配置。一番船首にキッズスペースを配置しているのは、斬新だと感じた。(縦揺れは大丈夫か?)中央部に共有ラウンジを配しキオスクとして売店があるのはJRっぽい。船尾にあるロッカールームは、本船の元々航路である韓国/釜山への移動として旅行客のスーツケースを入れるものであろう。最後尾は、スロープで2Fへと行く事が出来、バリアフリーを配慮した内容となっている。(健常者もゆったり登れていい)


スタンダード席全般。落ち着いた感じの色合い。椅子はオーストラリアのボートー社製だろう


サイド側の椅子席。外国製はゆったりしていて座りごごちもいい。


共用ラウンジとキオスク(売店)ちょっとした軽食が食べれる。


船首部にある救命胴衣ロッカーとキッズルーム。入り口が屈んで入る所からキッズのワクワク感が盛り上がる。
そして2Fへ移動。ビジネスクラスデッキへ。

船首部にビジネスクラスエリアのシートを配置。スタンダードと比べるとシートの大きさや高級感が大きく違う。中央部にキオスクを配置し周囲から購入しやすい場所にある。また後部中央に免税店を設けグッズや韓国のお菓子なども販売していた。(画像が取れませんでした・・・)最後部は、下部デッキと同じくロッカールームとスロープで形成されている。


椅子の幅もワイドでがっしりしている。




そして最上部3Fへ。


今回は、長崎から出港直前までの内容をまとめていました。次回は出港してから航海途中の風景など交えながらアップできればと考えています。時間をお楽しみに!



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