全く収束する兆しのないコロナウイルス。今でもにどんどん変異しながら社会生活を停滞・混乱させているが、黙っていても社会は復興しない。日本でも社会活動を活発化させる為に「全国旅行支援」を実施し地域の活性化を図ろうとしている。
私も最近までそんな支援活動を傍観していたのだが、折角の支援策を活用しない手はないと年末の期限が切れる間近に一念発起し、妻を誘い近くではあるが一度も行った事の無い「上五島」へ旅する事とした。
今回旅行支援策として利用したのは、地元で旅客船を運行している「五島産業汽船」の「上五島デジタルフォトコンテスト」(イベント期間2022/10/1〜12/31)である。このイベントの目玉はなんと言っても上五島で撮影した画像を五島産業汽船のイベントページにアップすれば高速船の往復運賃¥11,290が”¥1,000で乗れる様になるのだ!何と約¥10,000引き!何と太っ腹な企画だろう。イベントは今月終わってしまうが、是非とも来年も実施して欲しい!

12/1の出発当日、長崎港を10:00発の「びっぐあーす」にて出発。地元に住んでいて何度も目にした事ある船だが、初めての乗船体験となる。ほんの2、3日前まで暖かい日が続いていたが、この日はいきなり冬になったかと思うくらい寒かった。ここ長崎港から目的地の上五島町の鯛の浦港まで約1時間40分(80km)の航海となる。船自体は大きく293トン300人乗りのカタマランと言われる双胴船の高速船である。走行時も安定しており揺れを大きく感じる事はほとんど無かった。



上五島の鯛の浦港に午前中までに到着。レンタカーを港まで持ってきて貰い早速周遊開始!先ずは予約している「頭ケ島教会」まで。ただ丁度昼飯の時間帯でもあった為、途中おススメの定食屋に入った。早速五島のうまいもん定食を味わうことも出来た。(ブリカマの煮付け定食)

腹一杯の満足感のまま「頭ケ島教会」に到着。海ベタにある教会の為この日風が強く、きれいな海を堪能することは出来なかったが、さすが世界遺産の教会を見る事が出来た。因みに私が教会に気合が入るのは、自分自身がクリスチャンである事もまんざら間違いではない。今回の旅を「祈りの旅」と題するのもそう言った方が自分への日頃の戒めとも捉える事が出来るかもとの思いでつけています。



何はさておき頭ケ島教会で案内の人に歴史背景を懇切丁寧に伺った後、友住方面にある「坂本龍馬ゆかりの広場」へ。全国あちこちにある坂本龍馬像。長崎市内でも何体か建立されているが、ここ上五島にも・・・長崎でも有名な武器商人「トーマス・グラバー」から購入した「ワイル・ウエフ号」が鹿児島に向かう途中暴風雨でこの地で遭難したそうです。実際ここに坂本龍馬が来たかは不明。ただ坂本龍馬がここで祈りを捧げる像がある事はこの地で沈んだ今後の日本を変えていく人達に捧げる鎮魂の舞台でもあるのでしょう。

黄昏ながら市街地である有川方面を経て「大曽教会」へ。先ほど見た頭ケ島教会に似て何ともエキゾチックな教会だと思ったら同じく鉄川与助の設計施工の建築物。「与助はレンガ積むへーへーへー」だ。訪れたのが、木曜日だったので中は見れなかった。週末は解放しているらしい。周りを見ても誰もいなかったので、下手に解放するのは確かに物騒だろう。この赤れんが調の教会を見ると長崎市内にある「浦上教会」を思い出した。

その日は、上五島の南にある奈良尾という地区にあるホテルに宿泊。晩飯をその地区にある食堂で予約していたが、出来ればホテルで晩飯も予約していた方が良かったと感じた。(特にホテルの朝ごはんを食べての感想)当然コンビニなども無いので要注意。



翌日12/2は朝から妻が気になっていた奈良尾神社にある「奈良尾のアコウ」を見物。こういう自然の造形を見ると自然はいつも人間の発想のその上を行くなと感心させられる。自然界の中の一部である人間は自然界を永遠に超える事は出来ないのだろうと思い起こさせる。その後、隣にある若松島へ特に目的はなかったが、渡った直ぐにある「龍観山展望所」へ。かなりの山道だったが登り切った山頂からの風景はこの2日間で一番の絶景!雄大な島なみに圧倒された。タイミング良く野母商船の旅客船「太古」が若松大橋を通過する姿も見れた。




2日にわたる上五島の旅。上五島町をほぼ1周して色々な風景をめぐることが出来た。自分の地元だがまだまだ知らない世界が広がっており、こんな身近に感動する世界があった。今NHKの朝ドラで「舞いあがれ!」という番組が放映されている。この上五島も舞台となっており、主人公や色々な人々が癒されていく場所だ。今自分が体験してノンフィクションであったと実感する。



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